Veo2promptとは何か?「テキストから動画を生成する」っていうと、ちょっと未来的な響きがあります。しかし、実は今やかなり手軽にできるんですよ。Google の Veo 2 というシステムを使えば、ただのテキストから作れます。つまり「こんな映像がほしいな〜」という説明文を入力するだけで、それに合った動画を自動で作ってくれるんです。

そもそも「veo2prompt」って?
つまり、veo2prompt は簡単に言えば、「Veo 2 というAIに動画を作らせるための命令文(プロンプト)」のことです。
ただの文章じゃなくて、AIに正確に意図を伝えることです。そして、希望通りの映像を作ってもらうための“言葉の設計図”みたいなイメージです。
Veo2promptどうやって書くの?基本の構成
あと、いい動画を作るためには、プロンプトの書き方がめちゃくちゃ重要です。
以下のポイントを意識すると、より理想に近い動画が出てきます。
✅ シーンの内容を具体的に書く
例:「青空の下、草原を元気よく走るゴールデンレトリバー」
→ 単に「犬が走ってる」よりも、「どんな場所で?」「どんな犬が?」「どう走ってる?」を明確にした方がいいです。つまり、AIもイメージしやすいです。
✅ 雰囲気・ムードも添えると◎
例:「映画のようなシネマティックな雰囲気で、やさしい夕焼けの光」
→ ただの情景だけじゃなく、「どんな感じに見せたいか」まで言ってあげると、グッとそれっぽい仕上がりになります。
✅ カメラアングルや動きも入れるとプロっぽくなる
例:「ドローン視点で、カメラが犬を上空から追いかけるように動く」
→ このようにカメラワークを指定できると、映像にリアルな動きが加わって面白いです。
✅ 時間帯・季節・天気なども指定できる
例:「春の朝、薄霧の立ちこめる静かな森」
→ 映像の雰囲気がまったく変わってきますよね。
Veo2promptの使い方のコツ:プロンプト作成の「テンプレ構造」
そして、迷ったら、以下のようなテンプレートを参考にしてみてください。
[時間帯・天気・季節] の [場所] で、[主役] が [動作] をしている。
[カメラワーク] で撮影され、[ムードやスタイル] を感じさせる映像。
💡 例:
夕暮れ時の海辺で、サーファーが大きな波に乗っている。
スローモーションを交えながら、映画のような雰囲気で撮影された迫力ある映像。
ただこれだけで、AIは「お、こういう映像ね!」と読み取ってくれる可能性が高まります。
動画生成の始め方
まず、Jupyter ノートブックを使って動かす方法がいくつかあります。以下のどれかで開けばすぐに実行可能です:
- [Colab](無料で使える Google のノートブック環境)
- [Colab Enterprise](企業向けバージョン)
- [Vertex AI Workbench](Google Cloud 上の開発環境)
- あるいは [GitHub] 上でコードを確認することもできます。
実際に動画を作る流れ(Media Studio での操作)
Google Cloud コンソールの中にある Vertex AI Studio の「Media Studio」ページにアクセスしましょう。そして、以下の手順で進めていきます。
- [動画] タブをクリック
ここで動画生成モードに入ります。 - 設定(オプション)を調整
自由にカスタマイズしたい人向け。以下の項目を設定できます。- 使用モデル:どのAIモデルで生成するか
- アスペクト比:横長(16:9)か縦長(9:16)か
- 検索結果数:1〜4件で、どれだけ候補を表示するか
- 動画の長さ:5〜8秒で指定可能
- 保存先:Google Cloud Storage のバケットを選択または作成
- 人物の描写に関する設定(安全性セクション)
人の顔を出すかどうかも選べます:- 成人のみ許可
- 一切の人物生成を許可しない
- 詳細オプション(こちらも任意)
動画の生成にランダム性を加えたい場合は、シード値を入力。 - テキストで動画内容を指定
画面上の「Write your prompt」に、たとえば「夕暮れの海辺で犬が走っているシーン」みたいな感じで、生成したい動画のイメージを言葉で書きます。 - 生成ボタンをクリックするだけ!
あとは「▶ 生成」ボタンを押せば、AI がその内容をもとに動画を作ってくれます。
まとめ
難しそうに見えるけど、やることはシンプル。
つまり、「どんな映像を作りたいかをテキストで書いて、ボタンを押すだけ」って感じです。
映像制作のハードルがグッと下がった時代、ちょっと試してみるだけでもおもしろいですよ。
また、Veo2についての基本情報はこちらの記事で書いていますので、ぜひご覧ください。
さらに、UdemyにてVeo2を含む動画生成AIについて徹底解説していますので、ぜひご覧ください。
