JGC修行（後編）｜どのように1500ライフステータスポイントを達成するか？

JGC修行の概要 

JGC修行とは、日本航空（JAL）の上級会員資格「JGC（JALグローバルクラブ）」を取得するために必要なポイント、ライフステータスポイント（LSP）を貯めることです。1500LSPを貯めることでJGC会員になれますが、そのためには費用がかかります。ここでは、どのようにコストを抑えて効率的にLSPを貯めるかを見ていきます。

固定費でのLSPの貯め方 

まずは、毎月固定でかかる費用を利用してLSPを貯める方法です。

1. JAL Wellness & Travel
   月額550円で毎月1LSPが貯まります。このサービスは歩数計アプリで、毎日6000歩以上歩くことで、マイルを貯めることができます。年間で最大24LSPを貯めることができ、コストパフォーマンスが非常に高いです。
2. JAL電気
   電気代に関係なく、毎月1LSPが貯まります。電気代をJAL電気に切り替えるだけで、年間24LSPを簡単に獲得できます。
3. JAL光
   インターネットのWi-FiサービスをJAL光に切り替えると、毎月1LSPが貯まります。このサービスも、年間24LSPを貯めることができ、固定費だけで72LSPを獲得することが可能です。

支払いを利用してLSPを貯める方法 次に、JALカードを使った支払いでLSPを貯める方法です。

1. JALカード
   JGC修行にはJALカードが必須です。クラブAカードが最もコスパが良く、2000マイルで5LSPを獲得できます。さらに、JALカード特約店での支払いを集中させることで、効率よくマイルを貯めることができます。
2. JALモール
   JALモールでの買い物でもLSPを貯めることができます。100マイルで1LSPが貯まりますが、キャンペーンなどのボーナスマイルはLSPにはカウントされないため、注意が必要です。

＜動画から補足＞『JALプラチナの破壊力…』

動画では説明していませんが、カード決済でLSPを稼ぐ場合、「アドオンマイル」が加算され、JALプラチナカード一択になります！

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記載の通り、100円＝4マイル⇄10,000円＝1LSPというところまで昇華させられるからです。

国内線と国際線の比較 

JGC修行で必要なポイント（LSP）は、国内線と国際線で異なります。国内線では1回のフライトで5LSPが貯まりますが、国際線では1000マイルの飛行距離で5LSPが貯まります。どちらがより効率的かを検証した結果、LSPを貯めるための費用は国内線の方が安いという結論に至りました。

国内線のコストと方法 

国内線での修行では、安い航空券を狙ってLSPを貯めることが重要です。JALは月に1度、Web限定で国内線のタイムセールを行っており、このセールを活用するのがポイントです。例えば、東京から大阪または小松までのフライトがキャンペーン価格の7700円で提供されることがあります。この料金で1500LSPを貯めるには、約190万円かかりますが、これが最もコストを抑えた方法の一つです。

国際線のコストと方法 

国際線では、キャンペーン時に購入することでコストを抑えることができます。例えば、東京からメルボルンやマイアミへのフライトが45,000円で提供されることがあります。この場合、LSPのコストは国内線と大きく変わらず、約1768円となります。

国内線修行の工夫 

さらにコストを抑えるために、国内線の中でも特に安い区間を利用する方法があります。例えば、福岡から宮崎へのフライトは片道5390円で、1LSPあたりのコストが1186円と非常に安くなります。この方法を使えば、1500LSPを貯めるのに約150万円で済みます。ただし、この方法では多くのフライトをこなす必要があり、修行という言葉がぴったりの非常にハードなものになります。

結論と提案 

最も効率的な修行方法は、固定費を抑えつつ、JALカードを活用し、最安値の国内線を狙うことです。また、国際線を適宜組み合わせることで、修行の負担を減らすことも可能です。これにより、当初の予算よりも約25万円の節約が可能です。JGC修行には時間と費用がかかりますが、工夫次第でその負担を軽減することができます。

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