フロドとサムはオーク達の襲撃で他の仲間たちと別れ、独力でモルドールの滅びの山への旅を続けることになります。旅を続けるフロドとサムを、指輪の前の持ち主であるゴラムが尾行していました。二人はゴラムを捕まえますが、フロドは彼に情けをかけ、モルドールへの道案内を任せます。フロドは死者の沼地で危うく溺れそうになりますが、ゴラムに助けられます。その時、ナズグルが飛んできてフロドが指輪をはめそうになるも、サムが彼を励まし阻止します。
一方で、アラゴルン、レゴラス、ギムリの三人は、オークにさらわれたメリーとピピンを追って旅を続けます。アラゴルンたちはファンゴルンの森で復活したガンダルフと再会します。彼は白の魔法使いとしてより強力になっていました。ガンダルフたちはローハンの都エドラスに急行し、セオデン王をサルマンの魔力から解放します。
ゴラムはフロドたちをモルドールの黒門まで案内しますが、監視が厳しいため、別の秘密の入り口に案内すると申し出ます。ゴラムは良心と悪心の間で苦悩しながらも、フロドたちを案内し続けます。
ガンダルフの力で、セオデン王はかつての偉大な王の姿を取り戻し、国民と共に角笛城に退避します。エオウィン姫はアラゴルンに恋心を抱きますが、アラゴルンの心はエルフの姫アルウェンに向けられていました。ゴンドールのファラミアは、兄ボロミアの死を知りつつ、指輪を父デネソールに引き渡すかどうかで悩みます。
サルマンの軍勢が角笛城を襲撃しますが、ガンダルフとエオメルの援軍が到着し、ローハン軍は勝利します。メリーとピピンは木の鬚を説得し、エントたちがサルマンの拠点オルサンクの塔を襲撃し、壊滅させます。
ファラミアはナズグルの襲撃を受けた後、フロドたちを解放することを決意します。ゴラムはついに悪心に屈し、フロドとサムを殺して指輪を奪おうと決意します。
- Qロード・オブ・ザ・リングでガンダルフが灰色から白に変わったのは、どうしてですか?
- A
ガンダルフは「中つ国」の住人ではないため、魂のような存在で好きな姿に変わることができます。しかし、サウロンに対抗すべく「イスタリ」という徒党を組んで中つ国に派遣された際に、魔法使いの老人のような姿をしています。第1作のラストでバルログ(モリアの洞窟の大きな悪魔)との戦いで灰色のガンダルフとしての姿を失いましたが、新たに白のガンダルフとしての姿を与えられ新しい姿で復活したのです。
- Qガンダルフはローハンに向かってセオデン王を助けましたが、ローハンに向かった理由はなんですか?王様を助ける理由があったのでしょうか?
- A
サウロン軍の進軍を阻止し、敵対する自分達の味方を増やすためです。
ローハンをとられると、次はゴンドールがとられる可能性があったためです。
- Q「二つの塔」とは何を指していますか?1つ目の塔が最後に水攻めにされたモルドールのいる塔だとすると、もう一つの塔とはどこの塔のことなのでしょうか。サウロンの目があるのがもう一つの塔でしょうか。
- A
原作には、オルサンク(最後に水攻めにされた、アイゼンガルドにある塔)とミナス・モルグルが「二つの塔」を指します。ですがミナス・モルグルは、映画では三部になるまで登場しません。
映画において「二つの塔」は、オルサンクとバラド=ドゥーア(サウロンの目がある、モルドールにある塔)を指すことにしたようです。
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