「アナと雪の女王2」完全ガイド|基本情報・キャラクター解説・疑問・裏設定を徹底解説!
本記事では、ディズニー映画「アナと雪の女王2」の魅力を余すことなく紹介します。ストーリーの基本情報や主要キャラクターの詳細解説、視聴者が抱く疑問への回答、さらには隠された裏設定や制作秘話まで網羅。映画をもっと楽しむための情報が満載です!ファンや初めて見る人にも役立つ内容をぜひチェックしてください。
- 概要
- 基本情報
- 公式HP
アナと雪の女王2(2019)
Frozen II
エルサとアナは絆を取り戻してから3年後、幸せな日々を過ごしていたが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、クリストフとオラフと共にアレンデールを離れ、エルサの魔法の秘密を解き明かす旅に出る。
原作 | NA |
キャッチコピー | なぜ、エルサに力は与えられたのか―。 |
上映時間 | 103分 |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開日 | 2019.11.22 |
- 第1作
- 第2作
アナと雪の女王(2014)
Frozen
🏆第86回アカデミー賞
凍った王国を救うため、妹アナは姉エルサを追い雪山へ向かいます。エルサは触れるものを凍らせる“禁断の力”を制御できず、王国を冬にしてしまいました。アナはクリストフやオラフたちと共にエルサを救おうと奮闘します。果たして、凍った世界を救う鍵である“真実の愛”とは何なのでしょうか?
アナと雪の女王2(2019)
Frozen II
エルサとアナは絆を取り戻してから3年後、幸せな日々を過ごしていたが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、クリストフとオラフと共にアレンデールを離れ、エルサの魔法の秘密を解き明かす旅に出る。
あらすじ
エルサとアナは、幼い頃父から聞いた「霧に閉ざされた魔法の森」の話をきっかけに、北から聞こえる不思議な歌声に導かれ、新たな旅に出る。エルサが精霊を目覚めさせたことで王国が危機に陥り、二人は国を救うため魔法の森へ向かう。
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森で父の兵士とノーサルドラの民に出会い、精霊と人間を繋ぐ「第5の精霊」の存在を知る。エルサはアートハランで、自身の祖父がノーサルドラを裏切った真実を知るが、体が凍り動けなくなる。アナは真実を受け止め、ダムを壊して森の魔法を解き放つ。エルサは国を洪水から救い、平和を取り戻す。
エルサは森に残り第5の精霊として生きることを選び、アナがアレンデールの女王に即位する。二人は離れていても精霊を通じて繋がり続けている。
キャラクター
- アナ
- エルサ
- クリストフ
- スヴェン
- オラフ
- マシュマロウ
- アグナル
- イドゥナ
- ウェーゼルトン公爵
- デスティン・マティアス中尉
- ルナード国王
- ハンス・ウェスターガード
アナ
アナは21歳のアレンデール王国の第2王女で、好奇心旺盛で活発な性格を持つ。彼女の髪には幼少期のエルサの魔法の影響で白い部分があったが、前作の終盤で完全に赤毛に戻った。エルサの孤独を心配し、旅の中で使命を支え続ける。エルサが凍りつきオラフが消滅した時には絶望したものの、「正しきこと」を成し遂げることで国を救う。その後、クリストフと結婚し、エルサに代わってアレンデールの女王に即位。エルサと行き来しながら姉妹の絆を保ち続けている。
エルサ
エルサは24歳のアレンデール王国の女王で、真面目で優雅な性格ながら、物事を一人で抱え込む傾向がある。生まれつき雪や氷を操る魔法の力を持ち、普通の生活に満足していたが、自分にしか聞こえない歌声に導かれて力を解放した結果、国に異変が起こる。両親の死の真相を知るため魔法の森を訪れ、その後単身でアートハランに向かい、全ての真実を明らかにする。使命を悟った彼女は女王の座を妹アナに譲り、「第5の精霊」として生きる道を選ぶ。旅の中で髪型も変化し、最後は髪を下ろしたスタイルとなる。
クリストフ
クリストフは24歳の山男で、一人称は「俺」。アナの恋人で、互いに深い愛情を抱いているが、エルサを心配するアナと気持ちが噛み合わず、プロポーズが何度も失敗に終わる。ノーサルドラの集落ではライダーの助言を受け、トナカイを引き連れノーサルドラ式のプロポーズの練習をしていたが、エルサが急遽出発を決めたことでアナに置いて行かれる。後に大地の精霊に追われるアナを救い、共にダムへ向かい「正しきこと」を成すための助けとなる。物語の最後にはプロポーズが成功し、アナと結婚する。
スヴェン
スヴェンはクリストフの相棒であるトナカイ。アナへのプロポーズがうまくいかず落ち込むクリストフに対し、「今感じていることが大切だから、ためらわない方がいい」と励まし、彼を支える存在である。
オラフ
オラフはエルサの魔法で作られた雪だるまで、3歳。一人称は「僕」。文字を覚えたことで知識が増え、周囲の人々にあらゆる事情を分かりやすく説明できるようになった。本作ではバラバラになる体を使ったユニークなジェスチャーも披露している。
マシュマロウ
エルサが前作で魔法で作り出した雪と氷の怪物(雪男)。アナたちを氷の城から追い払うために登場した。本作ではアートハランの記憶と、エンドロール後のオラフによる本編解説の特典映像で姿を見せ、人語を話す場面が描かれている。
アグナル
アグナルはアレンデール王国の国王で、エルサとアナの父親。ノーサルドラ一族との争いで命の危機に陥った際、イドゥナに助けられたことをきっかけに彼女と恋に落ち、結婚する。後に妻イドゥナと共にダークシーで命を落とした。
イドゥナ
イドゥナはアレンデール王国の王妃で、エルサとアナの母親。ノーサルドラ一族の出身で、かつてアグナルの命を救った恩人でもある。エルサの魔法の秘密を解明するためアグナルと共にアートハランを目指すが、ダークシーで命を落とす。姉妹を助けられなかったことを深く後悔していた。
ウェーゼルトン公爵
ウェーゼルトン国の公爵で、アレンデール王国の隣国の貿易相手。エルサの戴冠式に招待されたが、金目当てでアレンデールに赴き、エルサの抹殺を企て失敗した。これによりアレンデールとの貿易を断たれた人物。本作ではアートハランの記憶でのみ登場し、「ウィーゼルトン」と名前を何度も間違えられることが特徴。
デスティン・マティアス中尉
かつてアレンデール王国の警備隊員だった男性は、王国を守る任務中に魔法の森に閉じ込められ、34年間そこで過ごした。忠誠心から王国への義務を忘れなかったが、エルサとの出会いを通じてルナード国王の悪事を知る。一方、ノーサルドラはアレンデールと敵対していたとされる民族で、ルナードの策略が戦争を引き起こし、精霊の怒りにより森と共に霧に閉ざされてしまった。
ルナード国王
ルナードはアグナルの父で、エルサとアナの祖父。かつてアレンデール王国とノーサルドラ一族の争いで命を落とした。表向きは外交を装いながら、ノーサルドラを支配するためにダムを建設するという策略を実行した本作のディズニー・ヴィランズに相当する人物。その行動は息子のアグナル夫妻や孫娘たちの不幸と対立の元凶となった。
ハンス・ウェスターガード
サザンアイルズ王国の第13王子で、前作でアレンデール王国の乗っ取りを企て失敗した人物。今作ではアートハランの記憶でのみ登場。26歳で、王位継承権を剥奪されている。アナにとっては嫌な記憶で、彼の話題は避けられがちで、エルサや他のメンバーからも良い印象を持たれていない。
みんなの疑問
ノーサルドラは実在する?
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実在しないが、モデルの民族「サーミ人」がいる
本作は、北欧の先住民族であるサーミ人の文化や背景を取り入れた作品である。サーミ人はノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがる地域に住み、自然との共生を重視した独自の文化を持つ民族である。映画では、サーミ人をモデルにした「ノーサルドラ」の人々が登場し、彼らの服装や生活スタイル、自然崇拝が描かれている。特に「風・火・水・大地」の精霊信仰は、サーミ人の自然への畏敬の念を反映している。この4つの精霊に、アナ雪シリーズオリジナルの氷の精霊を加えているものと考えられる。
Into the unknown
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直訳で「未知へ」
未知というのは、いわば自分自身が知らない場所へ向かうということです。言い換えれば、もっと自分の進むべき場所、と言えるかもしれません。エルサは第1作で自身の力を含めてアレンデールに戻り、自分の居場所を作ったかに思われました。しかし、彼女にとって、”ありのまま”でいていい場所ではありましたが、自分が望むべき場所ではなかったのです。自分の力を生かせる居場所を求めて、彼女は”Into the unknown”、未知へと向かっていったのです。
エルサとずっと一緒に生きてきたアナにとっても、エルサが未知の世界へ進んだ後の世界、つまりエルサのいない世界で生きていくこともまた彼女にとっての未知なのでしょう。
このように力強く、自分の意思で時代を切り開いていこうとする女性像も、最近のディズニー作品の特徴です。
この作品のテーマは?
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この作品が描いているのは「生きづらさ」
この作品はエルサがより自分が生きやすい場所を求めて”Into the unknown”へ向かう作品です。そう、エルサは今の場所が生きづらかったのです。
エルサとアナの祖父の国王は、自然の中に「大きなダム」を作りました。世界は有限ですから、誰かにとっての生きづらさを解消することは、誰かにとっての生きづらさを作ることにもなるのです。この場合は、自然と「バランスを保ちながら暮らしていた人々」を怒らせたのです。そう、逆に自然の中にダムを作られていた彼らも同様に生きづらかったのです。最後にアナが祖父の作った「ダムを壊す」ことで、別の誰かの生きづらさを解消します。エルサが今の場所を出て別の生きやすい場所へ向かうことと、アナが他の誰かの生きやすい場所にすること、二人は根底では同じことをしているのではないでしょうか。
裏設定
- サーミ評議会との契約
サーミ人との契約
ディズニーはサーミ人の文化や慣習を作品に取り入れるため、サーミ評議会と契約を結んでいた。これにはディズニーの掲げる「The Next Right Thing.(今できる正しいこと)」の理念に基づいている。
第1作ではノルウェーを舞台にしていることを公表しながら、サーミの文化表現に対する批判があったためと考えられる。
クイズ
- 問題1
『アナと雪の女王2』の最初のティザー動画の再生数はどれか。
- 1640万回
- 2910万回
- 5820万回
- 8730万回
- 1億1640万回
正解をみる
解答)5. 1億1640万回
解説)ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが2019年2月13日にYouTubeで公開した予告動画が該当する。公開から24時間で1億1640万回視聴され、歴代で最も視聴されたアニメーション映画の予告編となった。
<ブルーレイ>
<プライムビデオ>
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