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【Veo2】Googleの動画生成AIを解説

✔︎ なぜ帰宅後2時間で仕上げられるのか?
✔︎ 私が身につけたたった50のプロンプトとは?
✔︎ 実際に生成される動画をすべて公開
✔︎ 追加させるだけの具体的な方法
✔︎ 各プロンプトの効果と目的別の使い方まで

Veo2
この記事を書いた人
ReeX Japan

◾️Udemy最高評価講師(動画生成AI「Sora」)
◾️SoraからFeatured(2回)
◾️生成AIパスポート取得(2025.2)

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Googleの動画生成技術とは?

Googleの動画生成AIサービスを知っていますか?2022年にGoogleは「 Imagen Video 」を発表しました。文章から高画質な5秒ほどの動画を作る技術です。同時期に、「 Phenaki 」という別の技術も公開しています。これは、文章を変化させながら長い動画も作れる技術でした。

これらの開発経緯を経て、2024年5月に実用的な動画生成モデル「 Veo 」を発表しました。このVeoで約1分の高画質動画を作ることができるようになりました。同年12月には、さらに進化させた「 Veo2 」が公開されました。

今回は、Googleの最先端の動画生成AI「Veo2」を紹介します。

未来的なデザインで表現されたGoogleの動画生成AI技術「Veo2」が、テキストプロンプトから高解像度の4K動画クリップを生成するイメージ。

Googleの動画生成AI “Veo2” とは?

Veo2 は Google DeepMind が作った最新の動画生成AIです。テキストや画像を入力すると、それをもとに高品質で多様なスタイルの動画を作れます。

高品質の動画生成

最大の特徴は画質の大幅な向上です。以前のVeoが出力できる画質は1080p(フルHD)でした。しかし、Veo2は4Kの高精細な動画を生成できます。またVeo2はリアルな映像だけでなく、アニメ風の動画も作成できます。さらにカメラアングルやレンズ効果の指定にも対応しています。例えば、「下から見上げた追跡ショット」や「広角レンズ風」などの指示が可能になっています。

よりリアルな描写

人物の動きや物の動きをリアルに再現できるのもVeo2の強みです。人の細かい表情や、物の自然な動きを滑らかに表現できます。例えば蜂蜜がパンケーキに垂れる瞬間も、本物との区別が難しいほどのレベルです。

Veo2は複雑な指示にも正確に対応できます。実際にGoogleが行った評価テストでは、Veo2はMetaの「MovieGen」や OpenAI の「 Sora 」など他社の最先端モデルよりも高評価でした。

ベンチマーク
Veo は、人間の評価者による出力とトップクラスのビデオ生成モデルとの直接比較において、最先端の結果を達成しました。

参加者は、Meta がリリースしたベンチマーク データセットである MovieGenBench で 1,003 個のプロンプトとそれぞれのビデオを視聴しました。Veo 2 は、全体的な好みとプロンプトに正確に従う能力において最高のパフォーマンスを発揮しました。
人間の評価者による出力とトップクラスのビデオ生成モデルとの直接比較。Veo 2 は、全体的な好みとプロンプトに正確に従う能力において最高のパフォーマンスを発揮しました。

特に指示通りに動画を作れる精度は、他のモデルより圧倒的に優れています。現在業界トップクラスの動画生成AIと言えます。実際にAIクリエイターの中でも、Veo2と Kling がトップを走っているという声が強いです。

中でも、「日本人の顔」を違和感なく出力できる点が一番大きいかもしれません。これは、Googleが超グローバル企業であることに起因します。つまり、日本人の画像データをGoogle Photoなどで他の企業よりも圧倒的に持っています。データが多いほど、つまり食べているデータが多いほど、出力も強くなるということですね。

Veo2の使い方

Googleの動画生成AI、Veo2を使う方法はいくつかあります。

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

VideoFX

一つはGoogle Labsの「 VideoFX 」を使う方法です。公式サイトから事前登録し、順番を待つ必要があります。ただし、米国在住者であることが条件となっており、日本在住の我々にとっては並ぶことすらできない行列です笑。

参考までに、現在のVideoFXでは短い動画しか作れません。将来的には、数分間の動画や4Kの高画質動画も一般ユーザーが作れるようになるようです。

Vertex AI

もう一つの方法は、Google Cloudの「Vertex AI」を使うことです。ただし、利用するにはGoogleからの承認が必要で、費用もかかります。

現在は、以下のサイトの手順に従って登録すれば、90日間で計$300分のクレジットを無料で使うことができます。

Veo | AI 動画生成ツール  |  Generative AI on Vertex AI  |  Google Cloud

Vertex AIではクラウド上でAI動画を生成できます。しかし、クレジット制のため、使う回数が多いと高額になります。

その他

YouTubeのショート動画機能「 Dream Screen 」を使えば、Veo2を手軽に試せます。ショート動画作成時に背景動画をAIで生成できますが、現在は一部の地域や限られたユーザーのみ利用できます。

あるいは、オールインワン動画生成AIの Pollo や Freepik 、 Kaiber を利用すれば、こちらもクレジット制になりますがいち早くVeo2の機能を試すことができます。

Veo2の機能

Veo2で利用できる主な機能は現在、以下の通りです。

  • T2V:テキストから動画を生成できます。こちらの記事で解説しています。
  • I2V:画像から動画を生成できます。

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そこで、「Veo2をもっと深く学びたい」「実際に使ってみたい」という方には、

僕が解説しているUdemyの講座がおすすめです。

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カリキュラム: 本講座は、基礎編実践編の2つのパートに分かれています。

  • 基礎編では、動画生成AIの基本的な理解を深めることができます。具体的には、動画生成AIの立ち位置、個人情報保護、生成物に関わる権利について学びます。これらの基礎知識をしっかり押さえた上で、実際にツールを使いこなす準備を整えます。
  • 実践編では、実際に動画生成AIツールを使って、8つの主要ツール(Runway、Sora、Pika、Luma、Kling、Veo2、Adobe Firefly、Hailuoなど)と、オールインワンツール(Pollo、Freepik、Kaiber)を紹介し、各ツールの特徴と使い方を学んでいきます。

この講座を通して、動画生成AIに関する深い知識とスキルを習得し、クリエイティブな作品を効率よく生み出す能力を高めることができます。動画生成AIの可能性を広げ、効率よく高品質なコンテンツを制作できるようになりましょう。

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