[PR]運営維持のため一部広告リンクがあります

Veo2 使い方 ガイド【初心者向け】|Colab・Vertex AI対応版

Veo2
この記事は約5分で読めます。
この記事を書いた人
ReeX Japan

◆ 動画生成AI 専門講師
◆ Udemyベストセラー講師
◆ SoraからFeatured(2回)
◆ 生成AIパスポート取得(2025.2)

ReeX Japanをフォローする

Veo2の使い方について、この記事で解説していきます。無料で使える方法を紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。

Veo2 使い方 について

Veo2は、Googleが開発した最先端の動画生成AIです。例えば、テキストや画像のプロンプトを入力するだけで、短時間で高品質な映像を生成できます。しかし、本機能はまだ試験運用段階です。そのため、使用するにはまずGoogle Cloud経由でアクセス権をリクエストする必要があります。

実際にVeo2を利用するには、まずGoogle Cloud Consoleでプロジェクトを新規作成しましょう。その上で、Vertex AI APIを有効化します。その後、ColabやVertex AI Studio、またはGitHubのノートブックなど、自分に合った実行環境を選択します。Colabなどのノートブック環境では、事前に用意されたセルにプロンプトを入力し、コードを実行することで動画を簡単に生成可能です。

また、より高度な使い方として、Vertex AIのREST APIを利用した直接的なリクエスト送信も可能です。これによって、独自アプリや業務システムとの連携も視野に入れることができます。そして、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに応じた使い方が用意されており、Veo2は今後ますます注目される動画生成ツールとなるでしょう。

Googleの動画生成AI「Veo2」の使い方を徹底解説。ColabやVertex AIを使った動画生成手順やAPI活用法も紹介。
Googleの動画生成AI「Veo2」の使い方を徹底解説。ColabやVertex AIを使った動画生成手順やAPI活用法も紹介。

Veo2の使い方手順

ステップ内容
① アクセス権をリクエストVeo 試験運用版の申請ページから申し込む
② プロジェクト作成Google Cloud Consoleにアクセスし、新規プロジェクトを作成
③ Vertex AI API を有効化対象プロジェクトで「Vertex AI API」を有効にする(例えば、APIライブラリから検索してON)
④ 認証の設定使用環境に応じて認証を設定(Colab・Vertex AI Studioは自動、REST利用時は手動で設定)

実行環境の使い分け

環境特徴利用リンク
Colab無料で簡単に試せるColabで開く
Colab Enterpriseビジネス向け・大規模対応Colab Enterprise
Vertex AI StudioUI操作で簡単に試せるVertex AIで試す
GitHubコードの中身を確認・カスタムGitHubで表示

Veo2で動画生成する方法(例)

以下は、Jupyterノートブック「Veo 2 動画生成」を使う場合の例です。

Veo2の使い方概要(Colabで実行する場合)

  1. Colabノートブックを開く
  2. 試験運用版のアクセス権を確認
  3. プロンプト(例:「a dog running through a field during sunset」)を入力
  4. 実行セルをクリックして生成開始
  5. 動画ファイル(例:.mp4)が表示され、自動再生される

🔧 カスタム利用(Vertex AI API経由)

REST API経由で動画を生成したい場合は以下の設定が必要です:

  • 認証:サービスアカウントキーを使ってトークン取得
  • エンドポイント:https://us-central1-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/us-central1/publishers/google/models/veo:predict
  • リクエスト形式:

実際に動画を作る流れ(Media Studio での操作)

Google Cloud コンソールの中にある Vertex AI Studio の「Media Studio」ページにアクセスしましょう。そして、以下の手順で進めていきます。

  1. [動画] タブをクリック
    ここで動画生成モードに入ります。
  2. 設定(オプション)を調整
    自由にカスタマイズしたい人向け。以下の項目を設定できます。
    • 使用モデル:どのAIモデルで生成するか
    • アスペクト比:横長(16:9)か縦長(9:16)か
    • 検索結果数:1〜4件で、どれだけ候補を表示するか
    • 動画の長さ:5〜8秒で指定可能
    • 保存先:Google Cloud Storage のバケットを選択または作成
  3. 人物の描写に関する設定(安全性セクション)
    人の顔を出すかどうかも選べます:
    • 成人のみ許可
    • 一切の人物生成を許可しない
  4. 詳細オプション(こちらも任意)
    動画の生成にランダム性を加えたい場合は、シード値を入力。
  5. テキストで動画内容を指定
    画面上の「Write your prompt」に、たとえば「夕暮れの海辺で犬が走っているシーン」みたいな感じで、生成したい動画のイメージを言葉で書きます。
  6. 生成ボタンをクリックするだけ!
    あとは「▶ 生成」ボタンを押せば、AI がその内容をもとに動画を作ってくれます。

🔚 まとめ:Veo2の使い方ポイント

  • 試験運用中のため、まずアクセスリクエストが必須
  • ColabやVertex AI Studioが初心者にはおすすめ
  • プロジェクト作成→API有効化→認証の流れを押さえるとスムーズ
  • 生成はテキスト or 画像プロンプトで行う

また、Veo2についての基本情報はこちらの記事で書いていますので、ぜひご覧ください。

さらに、UdemyにてVeo2を含む動画生成AIについて徹底解説していますので、ぜひご覧ください。

【2025最新】動画生成AI入門|生成AIの基礎から期待のVeo2まで主要ツール11選を知ろう!
生成AIの基礎知識から主要な動画生成AI(Runway Gen3、Luma Dream Machineなど)の操作方法まで学べます。プログラミングや専門知識は不要です。ジェネレーティブAIの基礎から仕組みまでわかりやすく解説します!

タイトルとURLをコピーしました